5月24日、彦根市の平和堂HATOスタジアムで行われた「第76回長浜ひょうたんボウル」(関西大学vs 立命館大学)を観戦した。15時キックオフ。快晴で、5月とは思えない暑さの中、スタンドには初夏の光が射していた。
今回は私が会場係を務めていたこともあり、2週間前に関西大学交友会滋賀支部へ声を掛けたところ、支部員10数名が急きょ集まってくださった。中には、以前滋賀に住んでいた縁から大阪から駆け付けてくれた方もいて、試合前から「久しぶりに皆で応援できるな」という雰囲気が生まれた。
長浜ひょうたんボウルは第76回を数える歴史ある一戦で、最近は敵方であるが滋賀にキャンパスがある関係で立命館大学がホストチームを務めており、1993年から32回連続勝利している。また、この時期の学生フットボールゲームは、次のシーズンへ向けた現在地を映す舞台でもある。完成度を競うというより、秋のリーグ戦に向けて“積み上げ”を確かめる試合――その意味を改めて感じた。
試合は関西大学が先行。しかし第2Qにキックのミスが重なり、前半は3点ビハインドで折り返す展開となった。流れを変えたのは後半開始のキックオフ。#1、4年生の吉田君がリターンでそのままエンドゾーンを駆け抜け、逆転タッチダウン。スタンドの空気が一気に反転し、私たちはもちろん、スタンドまで駆けつけた応援団やチアの声援も大きくなった。その後さらにタッチダウンを重ねてリードを広げるが、強敵・立命館大学も粘り強く得点し、3点差まで迫ってくる。最後は守備が踏ん張り、終盤にインターセプトで相手の攻撃を断ち切って試合終了。17対20で関西大学が勝利を収めた。
春の試合は互いにベーシックなプレーを中心にチームを構築している最中で、この結果がそのまま秋の序列を決めるわけではない。それでも立命館大学という強敵を相手に、要所で流れを引き寄せ、最後を守り切った勝利の価値は大きい。立命館大学、さらに関西学院大学を破り、2009年以来の甲子園ボウル優勝へ――そんな期待が自然と膨らんだ。
そして何より、急な呼びかけにもかかわらず集まってくださった滋賀支部の皆さまに感謝したい。フットボールに限らず、さまざまなスポーツやイベントでも、また一緒に熱く応援できる機会を増やしていければと思う。
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